リフレッシュルームでどのようにオフィスコミュニケーションを活性化していくか - 事例に見るデザインからの解決方法

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オフィスでのコミュニケーション活性化は、組織を経営的視点で見ている人なら誰しもがその重要性を理解するところだろう。コミュニケーションを活性化するために、各種のツールの導入や人的施策を行うだけでなく、オフィスのデザインから解決策を見出そうとするケースが増えてきている。そこで、今回はそのようなコミュニケーションを活性化させるために工夫したオフィスのリフレッシュルーム事例を見ていきたい。

 

向かい合うことを重視

多くのメンバーが一同に向かい合って話すことによって会話が発生するように仕向けることで、リフレッシュルームでコミュニケーションが活性化していくという視点でのデザイン事例を見ていく。

 

株式会社リクルートライフスタイル


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

カラフルな天井、行き届いた照明、たくさんの机と椅子。様々な場面に合わせて、一つのテーブルを囲って話をしてもいいだろう。

 

アクセルリス株式会社


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ミダス

1つの机を囲んで、向かい合って座ることなより、視線が合う。円卓に座ることで、会話が始まるきっかけとなるだろう。

 

リラックス空間を重視

日本では、家屋にいるときは靴を脱ぐ習慣がある。靴を脱いでリラックスした気持ちになれば、自然とコミュニケーションが生まれるのではないだろうか。

 

株式会社スポーツフィールド


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社オフィスラボ

リフレッシュスペースの床を畳にすることで、自然と靴を脱ぐようになる。畳の上で自由に座ってリラックスすることで、会話が弾むだろう。

 

株式会社アンダーチュア


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ヒトバデザイン

靴脱いで横になれるリフレッシュルームは、おもいきりリラックスできる。テーブルは、窮屈に感じさせない掘りごたつタイプとなっているため、多くの人が集まるだろう。

 

配置場所を重視

みんなが行きやすい場所にあるリフレッシュルームにすることで、部署に関係なく、様々な人が集まることだろう。そのため、配置場所も重要な要素となってくる。

グリムス


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社フロンティアコンサルティング

一体感のある空間へを目指し、各部署を間仕切りで区切っていない。社員全員が利用できるリフレッシュスームをオフィスの中心に配置したことで、コミュニケーションの活性化を図っている。

 

株式会社シー・レップ


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ピボットデザイン

ワークスペースと同じ空間の中心に、リフレッシュルーム兼オープンミーティングルームを設置。同じ空間にあることで、自然とみんなが集まり、会話がなされるだろう。

 

雰囲気を重視

ワークスペースと違った雰囲気をもつリフレッシュルームでは、いつもと違う会話が生まれ、コミュニケーションが活性化していくだろう。

 

SEPTENI TECHNOLOGY CO., LTD.


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社フロンティアコンサルティング

船のデッキをイメージしてつくられたリフレッシュルームは、明るいワークスペースとは雰囲気が変わって、隠れ家のようになっている。中央に設置されたカウンターに皆集まって、ワイワイガヤガヤと活発にコミュニケーションをすることだろう。

 

株式会社クロエ/株式会社クリニカル・トライアル


出展・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ピボットデザイン

バーカウンターが設けられたリフレッシュルーム。日中はカフェのような空間に、夜はバーのような空間になることで、自然とコミュニケーションが生まれるだろう。

 

コミュニケーションを生むリフレッシュルームへ

コミュニケーションを生むためにデザイン視点から様々な趣向を凝らした取り組みを行っている。その全ての取り組みは、人間が本来一番リラックスできるシチュエーションというのはどのようなものか、ということから考えられている。対面式にすることで、人と人との視線を合わせることができる。靴を脱ぐと自然とリラックスするし、どこからでも行きやすい場所(中心)にすることで、それぞれの部署の人が集まるようにすることもできる。雰囲気を大きく変えることで、いつもとは違う会話を弾ませることもできるだろう。

コミュニケーションを活性化させる場所として、リフレッシュルームはうってつけの場所だ。そんなリフレッシュルームにデザイン視点から工夫を施してみてはいかがだろうか。

 

 

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